スコットランドに行ってきました。その辺で買うオレンジジュースやアップルジュースが、すごく美味しかったな。 最初に行ったエディンバラは、石造りの古いきれいな街でした。火山だったという崖のてっぺんにかわいい形のお城があり、罪人が沈められたという池は今は公園になっています。山の傾斜に街があるので、方々からの眺めがそれぞれ違って、上がって行く石畳の上に教会があったり、上から見下ろす道の向うに海が見えたり、それが魅力的でした。そう、海が近いのでカモメが沢山います。東京で言う所のカラスの役割をしています。ここではカラスはカモメの下位、体長もカモメの方が大きく、ケンカに負けてました。 エディンバラの鳥は、印象的でした。夜が空けるのが早く、時差で目が覚めてしまった午前3時くらいには好きずきにさえずっている。そして日本で鳥が鳴くのに比べると、非常に技巧的でメロディックな感じがした。殆ど正確に繰り返す。巧い。メシアンのピアノ曲を思い出した。日本ではピンと来なかったけれど、こちらの鳥の声を採譜するのは容易そうだし音楽になるな、と思った。逆に10時過ぎまで陽は暮れない。 エディンバラは世界遺産に指定されていて新しいデザインの建物は建てられないようですが、一見等しく古く見えて、目が慣れてくると、テクスチャーに紛れて、近代に建てられた様式も様々にミックスされたフュージョンであるものが混在しているのが分かります。中世のアパートメントにハギスに山盛りマッシュポテトを出す老舗のバーあり、ポップなセンスのカジュアルなカフェあり、トイレが地下にある構造は同じだけど、それぞれのテイストに内装されて、数百年の石造りの街は現在進行形であるのが分かります。そして想像していなかったことですが、食事がとっても美味しかった。もちろんエールビールは破格で美味しくて最高です。 今回の新婚旅行がわたしにとって初めてのヨーロッパで、ヨーロッパについて殆ど何も知らない、というか日本人以外の人種の価値観や世界観について実感が無い、ところで訪れたスコットランドの最初の感想は、まずジェントルだ~ということでした。すごくよく挨拶をする、すごくよく感謝を言う、すごくよくちゃんと謝る、自分の持ってた知識と違って、驚きました。 気候は日本と随分感じが違います。慣れるまで少し時間がかかりましたが、アウトドアショップを片っ端から見て回って、一着購入してからは大丈夫。よくパラパラした雨が降るので、道行くおっさん達は皆ゴアテックスのジャケットを来ています。道行く人のファッションは質実剛健、といった感じ。これだけの石造りの街に育ったら、長く使えて当たり前、と思うようになるのだろうか。スコットランドは一日に四季がある、と言われます。日本のファッションが、ふりふりしたり、ぴろぴろしたり、きらきらしたり、多様性があるのは、季節の中では割合気候が安定しているからの余裕なんだろうか。日差しが出ると半袖でもいいくらいでしたが、風が強くて冷たいので、モコモコ着込んでも、ニットやフリースは風が通って寒かった。でも風さえ防げば中は軽装でも平気。防水のジャケットは風も通さないし最適でした。乾燥しているので汗もかかない。臭わない。洗濯もちょっとでいい。雨は一日何度か降るのが普通ですが、合間にぴっかり晴れたりするのも普通です。傘は差しません。あちらの人は映画よろしく濡れるのは平気みたいです。寒さにも強い。 以前新島で、5月の冷たい海をサーフィンで遊びまくるコーカソイドの人達に、敵わん…と思いましたが、肌が白いというのは寒冷地順応で、高緯度で少ない日差しをより吸収する為に白くなったのだから、寒さには強いわけだ。伝統衣装のキルトはパンツを履かないのが正式だそうですから、あんな寒さに太もも丸出しなんて、冷え性のわたしからしたら考えられない…!!寒さに強いのは年期が入ってるのです。逆に言うと熱と日差しに強い肌ではないのです。ちなみに寒冷地に適応して肌の色が白くなるのは、後天的な変化なので遺伝子が変わる訳じゃないんだそうですよ。確かに、真っ黒に日焼けする小学生が夏休みの度に遺伝子が変わってたら大変です。黒くなるのは日差しに対する適応で、黒いことで有害な光線から身体を守れるのだそうです。だから日差しの有害性が問題になる人は、黒く日焼けしない人なのです。 話が逸れました。逸れたついでに、スコットランドのお土産屋さんは、ウール素材のものを置いていることが多いのですが、ウール、ツイード、カシミア、男性の着る紳士服、スーツは非常に高価な生地を使います。そしてイギリスは発祥地で中心的なメーカーだと思いますが、スーツというのがそもそも、雨風をしのげるものだったんだな、そしてその前提は「乾燥している」だったんだな、と思いました。スコットランドは羊も多いし、羊毛は防水性も抗菌性もあるからね。日本で夏、スーツを着ている人が滑稽に見えるのも、シンガポールで現地の人が着ているぺらっとしたスーツに何か大きな違和感があるのも、問題は「乾燥」である、と思いました。エディンバラのちょっとはずれにあったスーツ屋さんは、ちらっと見た限り別世界でした。どんな世界貴族が利用するのか…。いつか入ってみたいですが。 訪れた場所はエディンバラの他に、移動の為グラスゴーに一泊しました。エディンバラ出身の彼の友人によれば、グラスゴーの方が若者には刺激が多くて楽しいみたいです。一泊して夕食を食べただけでしたが、ガイドブックに載っていたお店は地元の人に愛されているいいお店でした。ムール貝が美味しかった。グラスゴーも海が近いです。ここでもカモメが、ゴミ収集車からハンバーガーを銜えて飛び去っていました。 そして、スコットランドの西側にある島に、2カ所、滞在しました。長くなるので、続きは次の日記に。
スコットランドに行ってきました。その辺で買うオレンジジュースやアップルジュースが、すごく美味しかったな。 最初に行ったエディンバラは、石造りの古いきれいな街でした。火山だったという崖のてっぺんにかわいい形のお城があり、罪人が沈められたという池は今は公園になっています。山の傾斜に街があるので、方々からの眺めがそれぞれ違って、上がって行く石畳の上に教会があったり、上から見下ろす道の向うに海が見えたり、それが魅力的でした。そう、海が近いのでカモメが沢山います。東京で言う所のカラスの役割をしています。ここではカラスはカモメの下位、体長もカモメの方が大きく、ケンカに負けてました。 エディンバラの鳥は、印象的でした。夜が空けるのが早く、時差で目が覚めてしまった午前3時くらいには好きずきにさえずっている。そして日本で鳥が鳴くのに比べると、非常に技巧的でメロディックな感じがした。殆ど正確に繰り返す。巧い。メシアンのピアノ曲を思い出した。日本ではピンと来なかったけれど、こちらの鳥の声を採譜するのは容易そうだし音楽になるな、と思った。逆に10時過ぎまで陽は暮れない。 エディンバラは世界遺産に指定されていて新しいデザインの建物は建てられないようですが、一見等しく古く見えて、目が慣れてくると、テクスチャーに紛れて、近代に建てられた様式も様々にミックスされたフュージョンであるものが混在しているのが分かります。中世のアパートメントにハギスに山盛りマッシュポテトを出す老舗のバーあり、ポップなセンスのカジュアルなカフェあり、トイレが地下にある構造は同じだけど、それぞれのテイストに内装されて、数百年の石造りの街は現在進行形であるのが分かります。そして想像していなかったことですが、食事がとっても美味しかった。もちろんエールビールは破格で美味しくて最高です。 今回の新婚旅行がわたしにとって初めてのヨーロッパで、ヨーロッパについて殆ど何も知らない、というか日本人以外の人種の価値観や世界観について実感が無い、ところで訪れたスコットランドの最初の感想は、まずジェントルだ~ということでした。すごくよく挨拶をする、すごくよく感謝を言う、すごくよくちゃんと謝る、自分の持ってた知識と違って、驚きました。 気候は日本と随分感じが違います。慣れるまで少し時間がかかりましたが、アウトドアショップを片っ端から見て回って、一着購入してからは大丈夫。よくパラパラした雨が降るので、道行くおっさん達は皆ゴアテックスのジャケットを来ています。道行く人のファッションは質実剛健、といった感じ。これだけの石造りの街に育ったら、長く使えて当たり前、と思うようになるのだろうか。スコットランドは一日に四季がある、と言われます。日本のファッションが、ふりふりしたり、ぴろぴろしたり、きらきらしたり、多様性があるのは、季節の中では割合気候が安定しているからの余裕なんだろうか。日差しが出ると半袖でもいいくらいでしたが、風が強くて冷たいので、モコモコ着込んでも、ニットやフリースは風が通って寒かった。でも風さえ防げば中は軽装でも平気。防水のジャケットは風も通さないし最適でした。乾燥しているので汗もかかない。臭わない。洗濯もちょっとでいい。雨は一日何度か降るのが普通ですが、合間にぴっかり晴れたりするのも普通です。傘は差しません。あちらの人は映画よろしく濡れるのは平気みたいです。寒さにも強い。 以前新島で、5月の冷たい海をサーフィンで遊びまくるコーカソイドの人達に、敵わん…と思いましたが、肌が白いというのは寒冷地順応で、高緯度で少ない日差しをより吸収する為に白くなったのだから、寒さには強いわけだ。伝統衣装のキルトはパンツを履かないのが正式だそうですから、あんな寒さに太もも丸出しなんて、冷え性のわたしからしたら考えられない…!!寒さに強いのは年期が入ってるのです。逆に言うと熱と日差しに強い肌ではないのです。ちなみに寒冷地に適応して肌の色が白くなるのは、後天的な変化なので遺伝子が変わる訳じゃないんだそうですよ。確かに、真っ黒に日焼けする小学生が夏休みの度に遺伝子が変わってたら大変です。黒くなるのは日差しに対する適応で、黒いことで有害な光線から身体を守れるのだそうです。だから日差しの有害性が問題になる人は、黒く日焼けしない人なのです。 話が逸れました。逸れたついでに、スコットランドのお土産屋さんは、ウール素材のものを置いていることが多いのですが、ウール、ツイード、カシミア、男性の着る紳士服、スーツは非常に高価な生地を使います。そしてイギリスは発祥地で中心的なメーカーだと思いますが、スーツというのがそもそも、雨風をしのげるものだったんだな、そしてその前提は「乾燥している」だったんだな、と思いました。スコットランドは羊も多いし、羊毛は防水性も抗菌性もあるからね。日本で夏、スーツを着ている人が滑稽に見えるのも、シンガポールで現地の人が着ているぺらっとしたスーツに何か大きな違和感があるのも、問題は「乾燥」である、と思いました。エディンバラのちょっとはずれにあったスーツ屋さんは、ちらっと見た限り別世界でした。どんな世界貴族が利用するのか…。いつか入ってみたいですが。 訪れた場所はエディンバラの他に、移動の為グラスゴーに一泊しました。エディンバラ出身の彼の友人によれば、グラスゴーの方が若者には刺激が多くて楽しいみたいです。一泊して夕食を食べただけでしたが、ガイドブックに載っていたお店は地元の人に愛されているいいお店でした。ムール貝が美味しかった。グラスゴーも海が近いです。ここでもカモメが、ゴミ収集車からハンバーガーを銜えて飛び去っていました。 そして、スコットランドの西側にある島に、2カ所、滞在しました。長くなるので、続きは次の日記に。